海外旅行の楽しみといえば「買い物」ですよね?特に海外に行くと、洋服やバッグ、アクセサリーなどを空港やモールなどで買い物をしている日本人の方をたくさん見かけます。日本には売られていない物や友達へのお土産として、ついついたくさん買ってしま人もいるかもしれません。
そこでよくある場面が店員さんに話しかけられた時。

Hi! Is everything OK?

あ、えーっと。アイム…アイム…
こんなふうになってしまう人いませんか?せっかく海外に来てるので、現地の店員さんとのやりとりを英語でできたらいいですよね。
今回はそんな買い物シーンで困らないよう、言いたいことが言えるようになるフレーズをいろいろご紹介します。自分が客としてはもちろん、日本でショップ店員をしている方にとっても役に立つフレーズなので、ぜひ身につけておくといいかなと思います。買い物中のほんのちょっとの時間ですが、現地の人と交流できた経験は、旅のいい思い出として心に残るのではないでしょうか。
では見ていきましょう!
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まずは買い物アイテムを英語で言えるようにしておこう

よく買い物をするものとして洋服があります。日本語とは言い方が違うものがたくさんあるので、正しい言い方を知っておきましょう。
英語では対(つい)になっているものとそうでないものを区別して使います。対になっているものは常に複数形として扱うため-sが付きます。
T-shirt | Tシャツ |
sweater | セーター |
hoodie | パーカー |
tank top | タンクトップ |
cardigan | カーディガン |
skirt | スカート |
dress | ワンピース |
jean jacket | デニムジャケット |
leather jacket | 革ジャン |
swimsuit | 水着 |
sunglasses | サングラス |
sandals | サンダル |
sneakers | スニーカー |
flip flops | ビーチサンダル |
gloves | 手袋 |
scarf | スカーフ・マフラー |
coat | コート |
sweatshirt | トレーナー |
pants | パンツ・ズボン |
shorts | 短パン |
earrings | イアリング・ピアス |
ファッションに関する和製英語をたくさん紹介している記事があります↓
お店に入って店員さんに英語で声をかけられたら?
まずアメリカのモールなどでは、フレンドリーな店員さんがよくこんなふうに声をかけてきます。

Hi. How are you doing?
Hi. How’s it going?
調子はどう?
これは普通の挨拶なので、

I’m good, thanks.
I’m fine, thanks.
調子はいいです。ありがとう。
と答えます。
ショップ店員さんはいつもこのように声をかけてくれますが、アメリカでは初対面でもスーパーのレジや本屋さん、エレベータの中などでも気軽に声をかける習慣があります。緊張がほぐれるいい習慣なので、そんな時は今のように挨拶を返してみてくださいね。
他にも、

Is everything all right?
Is everything OK?
こんにちは。大丈夫ですか?(何か困ってることはありますか?)
と聞かれる場合もあります。
ただ見ているだけの時は、

Yes, I’m fine, thank you.
はい。大丈夫です。ありがとう。
Yes, I’m just looking, thank you.
はい。ちょっと見ているだけです。ありがとう。
と答えれば大丈夫です。
また、

Let me know if you need any help.
何か手伝うことがあれば知らせてね。
と言ってくれる場合もあります。そんな時は、

OK, I will. Thanks!
はいそうします。ありがとう!
と明るく答えましょう。
買い物中のシチュエーションごとに使えるお役立ちフレーズ
次は実際に買いたいものがあるときの会話を、シチュエーションごとに見ていきましょう。
探しているものが見つからない時
探しているものがどこにあるのか聞く時は、

Excuse me. I’m looking for a blue dress.
すみません。青いワンピースを探しているんですが。
Excuse me. I’m looking for a fitting room.
すみません。試着室を探しているんですが。
というように、
I’m looking for〜.
という言い方が便利です。
試着をしたい時
試着をしたい時は、

May I try this on?
これを試着してもいいですか?
tryは「試す」という意味ですが、try on〜になると「〜を試着する」という意味になります。身に付けるものは全部これで言えるので、帽子やサングラス、指輪、スカーフなどにも
May I try this on?
May I try these on?
を使うことができます。
色違いやサイズ違いがあるかどうか知りたい時
デザインは気に入ったけど、色違いがあるかどうかなどを知りたい時は、

Do you have a red one?
赤いのはありますか?
Do you have this skirt in green?
このスカートの緑はありますか?
Do you have this in another color?
これの色違いはありますか?
Do you have these in a lighter/darker color?
これのもう少し明るめ(暗め)の色のものはありますか?
という表現が使えます。thisとtheseの使い分けは、単数形のものならthis、複数形のものならtheseになります。
また、サイズ違いはあるかどうかは、

Do you have a smaller/larger one?
これのもう少し小さいのはありますか?
Do you have this in small/medium/large?
これのSサイズ(Mサイズ・Lサイズ)はありますか?
Do you have these in a bigger size?
これより大きいサイズはありますか?
などの表現が役立ちます。
Do you have〜?
Do you have this in〜?
という言い方でいろいろ応用がききますね。
値段を確認をしたい時

手に持っている商品の値段が分からない時はこう聞きましょう。

How much is this?
これはいくらですか?
How much are these earrings?
このイヤリングはいくらですか?
値段を聞く時は、
How much is this?
How much are these?
と言いましょう。How much?とだけ聞くよりも丁寧に聞こえます。
また、セール期間中などで値段表示が分かりにくい場合は、

Is this also part of the sale?
これもセール対象ですか?
Can I get 30% off on this too?
これも30%オフですか?
と聞いてみましょう。
セール中の値札には色々なものがあり、例えばこのような表記を見かけます。これを見るとどういうセールなのかが分かります。
表記の例 | 意味 |
---|---|
Buy 2 Get 1 Free | 2個買うともう1個無料でもらえる |
Buy 1 Get 1 50% Off | 1個買うと2個目半額 |
2 for 1 deal | 1個の値段で2個買える |
2 for 1 | 上と同じ |
Up to 80% off | 最大80%割引 |
All at $10 | どれでも$10 |
Any 3 for $20 | どれでも3つで$20 |
Price as marked | すでに割引後の価格 |
ここで英語での値段の言い方も確認しておきましょう。アメリカの通貨は、
$=dollar(ダラー)
¢=cent(セント)
で、1 dollor = 100 centsという計算です。
値段の読み方ですが、
$2.50
は、two dollars and fifty centsと言います。単にtwo fiftyとだけ言う場合もよくあります。
$33ならばthirty three dollars、$120ならばone hundred twenty dollars、$199.99ならばone hundred ninety nine dollars and ninety nine centsと言います。
税込かどうかききたい時は

Does this price include tax?
この値段は税込ですか?
と言うことができます。includeは「〜を含む」という意味の動詞です。
買うか買わないかを伝える時
さあいよいよ決断の時です。買うか買わないかを店員さんに伝えましょう。
買うと決めたら、

I’ll take this.
これにします。
I’ll take the pink one.
ピンクのにします。
少し考えたい時は、

I’ll think about it.
少し考えます。
Let me think about it.
少し考えさせてください。
I’ll look around a little more and come back.
もう少し見て回ってからまた来ます。
という表現を使います。これは他のお店も回ってからじっくり決めたいという人ならぜひ知っておきたいフレーズですね。
買い物終了まであと少し!支払い時のレジでの会話例
ここまでくればあとは支払いだけです。ゴールは目の前!がんばりましょう。
ショップ店員さんに、

Will that be cash or charge?
お支払いは現金ですか、それともカードですか?
と聞かれたら支払い方法を聞いているということです。cashは現金、chargeはクレジットカードのことです。

Charge, please.
カードでお願いします。
自分から「〜で払います」と言いたい時は、

I’ll pay by credit card.
クレジットカードで払います。
I’ll pay in cash.
現金で払います。
レジでお金を払うときには場合によっては支払い方法の確認をします。アメリカではほとんどの場合クレジットカードが使えますが、JCBなど日本のクレジットカードは使えないことがあります。またクレジットカードを持てない未成年の留学生などがトラベラーズチェックを使いたい時などは店員さんに確認した方がいいでしょう。

Do you accept JCB?
JCBは使えますか?
Do you accept traveler’s checks?
トラベラーズチェックは使えますか?

No, we don’t. Do you have VISA or Master Card?
いいえ使えません。VISAかマスターカードはお持ちですか?
Would you like to pay in cash instead?
代わりに現金で払いますか?
商品を入れる袋についても聞かれることがあります。

Would you like a bag?
袋はいりますか?
Would you like a paper bag or plastic bag?
紙袋かプラスティックの袋かどちらがいいですか?

Yes, please. / No, thank you.
はい、お願いします。(いいえ、結構です)
A paper bag, please.
紙袋でお願いします。
また、レシートを袋に入れるかどうかも聞かれることがあります。

Would you like your receipt with you or in the bag?
レシートは渡しましょうか、それとも袋に入れておきますか?
そんな時は、

In the bag, please.
袋に入れてください。
I’ll take it.
私にください。
と答えましょう。
ショッピングが終わったら挨拶をします。アメリカでは店員さんがとてもフレンドリーなことが多いので、「ありがとうございました」だけでなく「いい一日を」という一言を添えるのが一般的です。その時はちゃんと言葉を返すのがマナーなので言い忘れないようにしましょう。

Thank you. Have a nice day!
ありがとう。いい一日を!

Thanks, you too!
ありがとう。あなたもね!
とても気持ちよく買い物を終えることができましたね。

買い物も英語でカッコよく! まとめ
今回は以上になります。ショッピングで使うフレーズをひととおり見てきましたがいかがでしたか?
海外での買い物はワクワクして本当に楽しいですよね。ショップ店員さんとは挨拶だけで済ませることもできますが、値段を聞いたり洋服を通していろんな会話を楽しんだ方が買い物は何倍も楽しくなります。うまく言えなくても大丈夫です。大切なのは最後に明るく感謝の気持ちを伝えることです。今回の使える表現をぜひモノにして、次回の海外旅行に役立てましょう!
食事もまかせて!レストランでの必須英会話はこちらの記事に載せてます↓
挨拶は基本ですね。いろんなカジュアルな挨拶を紹介している記事はこちらです↓
はじめまして、ランキングから参りました。英会話勉強中です。
すごくわかりやすいです。コロナの影響で遠出はできませんが
翻訳機なしで旅行したいです。
買い物の際、本当に困りますよね。日本なのにスキーシーズンは海外の方が多いですね。
海外の方が経営しているとは知らず入店したレストラン。メニューが全て英語でスタッフも海外の方
必死で話した英語が通じて嬉しかった。また時々覗きに参ります。