必読!【英検3級】二次試験の流れと今から出来る5つの対策

eiken pass



英検の1次試験も無事終わり、ホッとしている人も多いのではないでしょうか?結果はどうであれ、まずは試験を受けた自分を褒めてあげましょう。

オンラインで申し込みをした人は約2週間ほどで合否結果を英検ウェブサイトで確認できます。それ以外の人は約3週間後に協会から結果が郵送されます。

合否が判明するまで誰もが不安な日々を過ごしているかと思いますが、次の二次試験に向けて早めの対策が必要です。合否結果は遅い人で二次試験ギリギリに届くので、結果を待ってから動くより1日でも早く準備をする方が得策と言えるでしょう。

特に前の二次試験で落ちてしまった人は、なぜ落ちてしまったのかを振り返り、早め早めの対策が必要です。

この記事では、面接が苦手でいつも落ちてしまう、面接を受けるのが初めて、という人を対象に、二次試験の流れとその対策を5つ紹介しています。これを読めば、慌てることなく余裕を持って二次試験に挑むことができるようになると思います。しっかり準備をし、合格を勝ち取ってください。

ではみていきます。

【英検3級】二次試験の簡単な流れと合格ライン

まずは面接の大まかな流れを見ておきましょう。この部分はもう分かっているという方は飛ばしていただいて結構です。

  1. ノックをして入室
  2. 面接カードを渡す
  3. 着席
  4. 氏名と級の確認、簡単なあいさつ
  5. 問題カードを受け取り試験開始
  6. 問題カードを返却し退室

大体のイメージは掴めたでしょうか?面接時間はおよそ5分間です。この5分で自分の持っている最大の実力を発揮しましょう。

合格ラインですが、英検公式サイトでは以下のようなガイドラインが示されています。

CSE score
参照データ元:英検公式サイト
3級の合格ライン

一次試験 → 1103点(満点1650)

二次試験 → 353点(満点550)

一次二次合わせて2200満点中1456点取れれば合格ということになりますので、単純計算すると6〜7割ぐらいが合格ラインと言えます。

二次試験では、応答内容、発音、語い、文法、語法、情報量、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度などの観点で評価されますので、その中でできれば7割ぐらいの点数が取れるように対策を取っていきましょう。

【英検3級】二次試験の流れごとに見る5つの対策

ここからは3級面接試験の具体的な流れと、それぞれの心得ておくべきポイントを見ていきます。

対策1. 入室前の行動を把握しておく

会場に着いたら携帯電話の電源を切って携帯電話収納ケースに入れ首からぶら下げます。携帯電話を持っていなくても収納ケースを首から下げておきます。バッグなどの荷物は持ったままです。

控え室に入室したら「面接カード」を記入します。記入するのは生年月日、受験地番号、個人番号、氏名、性別、電話番号下4桁です。

所持品を全て持って待機席に移動し、試験監督者が受験票などの受験書類を確認します。書類の確認が終わったら、この「面接カード」以外の書類はしまっておきます。

自分の番になったらノックをして面接官の合図があったら入室します。ここからは全て英語です。

合図があるまで勝手に面接室に入室してはいけません。

対策2. 面接官とのあいさつはスマートに

入室するときは挨拶をしましょう。また、椅子が用意されていますがまだ座りません。

面接官から面接カードを見せるように指示があるので手渡します。無言ではなく「Here you are.」と一言添える方が丁寧で印象が良くなります。

面接官の指示があったら椅子に座ります

面接官

Hello.
こんにちは。

あなた

Hello.
こんにちは。

面接官

May I have your card, please?
面接カードをいただいてもいいですか?

あなた

Yes. Here you are.
はい。どうぞ。

面接官

Please sit down.
お座りください。

Thank you.
ありがとうございます。


名前を聞かれ受ける級の確認が行われます。そのあと英語で簡単な挨拶を交わすこともあります。挨拶はサクッと済ませましょう。中には「How are you?」と聞かれて「今日の気分?えーっと」というように深く考えてしまう人がいますが、ここは簡単に済ませればOKです。

面接官

My name is Michael Smith. What’s your name?
私はマイケル・スミスです。あなたの名前はなんですか?

あなた

My name is Naoko Ito.
私の名前は伊藤直子です。

面接官

Ms. Ito, this is the 3rd grade test, OK?
伊藤さん、これは英検3級の試験です。いいですか?

あなた

OK.
はい。

面接官

How are you today?
お元気ですか?

あなた

I’m fine, thank you.
元気です。ありがとうございます。

対策3. 黙読の20秒を有効的に使う

面接官から「問題カード」が手渡されるので受け取ります。「問題カード」には文章(パッセージ)とイラスト(パッセージの挿絵ではなく、トピックに関するイラスト)が印刷されています。

面接官

OK. Let’s start the test. This is the card.
さあ試験を始めます。こちらが問題カードです。

あなた

Thank you.
ありがとうございます。


Eiken third interview sample
画像:英検公式サイト

まず、文章(パッセージ)を黙読するように指示されます。

面接官

Fist, please read the passage silently for 20 seconds.
まずはじめに20秒間文章を黙読してください。

あなた

OK.
わかりました。


黙読時間は20秒です。この20秒ですることは、文章を黙読しながら書かれている内容を大まかに掴むことです。わからない単語があってもそこで止まるのではなく、意味を推測しながら読み進めましょう

余裕があればイラストにも目を通しておきます。イラストに目を通すときは描かれている人物が何をしているか、どこに何があるかなどに注目しましょう。この20秒をどう使うかで結果が大きく変わります。

対策4. 音読するときは、発音、意味の区切り、適度な速さ、イントネーションに注意する

次に、声に出して読むよう指示されます。

面接官

Now, please read it aloud.
では音読をしてください。

英語のタイトルがあるので、そこから読み始めます。読んでいる時は、英語らしい発音と強弱のあるイントネーションを心がけているか、意味の区切りごとに読んでいるか、また、適度な速さで読んでいるかなどが評価されます。

対策5. 5つの質問の種類を把握しておく

次に面接官から5つの質問があります。

No. 1は文章の内容についての質問で、No. 2とNo. 3はイラストについての質問です。

この3つの質問はWH疑問文で聞かれる確率が高いです。出だしのWH疑問詞を聞き逃さないように耳に全神経を集中させてください。

そして質問にはなるべく「主語+動詞」の文章で答えましょう。単語や語句のみで答えると減点対象になります。

面接官

Now, I’ll ask you five questions.
さて、これから5つの質問をします。

あなた

OK.
わかりました。


面接官

No. 1. Please look at the passage. What can people learn from the radio?
1問目。文章を見てください。ラジオから人々は何を学ぶことができますか?

あなた

They can learn English and other languages.
人々は英語と他の言語を学ぶことができます。


面接官

No. 2. Look at the picture. What is the man going to do?
2問目。絵をみてください。男性はこれから何をするところですか?

あなた

He is going to read the newspaper.
彼は新聞を読むところです。

面接官

No. 3. How many cups are there on the table?
3問目。テーブルにはカップはいくつありますか?

あなた

There are two.
2つあります。




3つ目の質問が終わると「問題カード」を裏返すように指示されます。

面接官

Now, Ms. Ito, please turn the card over.
では伊藤さん、問題カードを裏返してださい。

あなた

OK.
わかりました。


No.4とNo.5の2つの質問に答えます。この2つはあなた自身のことについての質問です。この質問にもなるべく文章で答えましょう

面接官

No. 4. What do you like to do on weekends?
4問目。あなたは週末に何をするのが好きですか?

あなた

I like to play tennis.
私はテニスをするのが好きです。


面接官

No. 5. Have you ever been to a foreign country?
5問目。これまで外国に行ったことはありますか?

あなた

Yes, I have.
はい、あります。

Yesと答えた場合は、そのことについてもっと教えるよう求められます。Noと答えた場合はそれに関係した別の質問をされます。

面接官

Please tell me more.
それについてもっと教えてください。

あなた

I have been to America.
アメリカに行ったことがあります。

最後に面接官から「問題カード」を返却するよう指示があります。返却するときは「Here you are.」と一言添えると丁寧な印象を与えます。退出の際のあいさつも忘れずにしましょう。

面接官

OK, Ms. Ito, this is the end of the test. May I have the card back, please?
さて伊藤さん。これでテストは終了です。問題カードを返していただけますか?

あなた

Here you are.
どうぞ。

面接官

Thank you. You may go now. Good bye.
ありがとうございます。これで退出して結構です。さようなら。

あなた

Good bye.
さようなら。

「問題カード」を持ち帰ることはできません。また、控え室に戻ったり、他の受験者と会話をすることはできません。試験が終わったら速やかに帰りましょう。



その他の対策 二次試験ではコミュニケーション能力も評価される

communication

英検の面接は英語力だけを評価するものではありません。受ける側のコミュニケーションを取ろうとする積極的な態度も評価の一つです。

  1. アイコンタクト
    面接官と会話をするときはきちんとアイコンタクトをしましょう。アイコンタクトは相手に良い印象を与えます。
  2. 考える時間が欲しい時の対処法
    答えるのに少し時間がかかると思ったときは「Let’s see.(ええと)」「Well…(そうですねえ)」など、考えているということが分かる表現を使いましょう。あまり考える時間が長すぎると、面接官は次の質問に移ってしまいますので注意してください。
  3. 質問が聞き取れなかった時の対処法
    質問が聞き取れなかったときは、「Could you say that again?」というようにもう一度聞き返すことができます。ただしこの質問は1回までにしておきましょう。あまりにも頻繁に聞き返したりすると減点対象になってしまいます。

面接官の話すスピードはその級のレベルに合わせてあるため、ゆっくり話して欲しいというお願いや、質問の内容や文の意味の確認などはできません。

二次試験に向けた経済的でかつ効果的な勉強法 

二次試験向けの勉強法をご紹介します。

一次試験で使った問題集があればそれを使いましょう。また英検公式サイトでは筆記の過去問をダウンロードできます。できればあまり難しくない一つ下の級のものを選んでもいいです。

  1. 読解問題の文章をもとに、自分でWH疑問文を作って書き出す。
    WH疑問文を作る練習はとても有効的です。音読するときにWHワードを意識した読み方ができるようになるからです。

    例えば、
    The first Super Bowl game was in 1967. A team called the Green Bay Packers won that game. 
    とあれば、

    Which team won the first Super Bowl game in 1967?
    という文を作ることができます。
  2. 自分で作った質問に答えてみる。
    きちんとした文章で答えるというところを意識してください。「主語+動詞」の文章になっていますか?

    さっきの質問ならば、
    The Green Bay Packers did.
    ですね。
  3. 自分の声を録音して聞いてみる。
    文を読む時の自分の発音やイントネーションを客観的に知ることで、どこを直したら良いのかがわかります。スマホなどの録音機能などを使って納得がいくまでやってみましょう。


WH疑問文の作り方が分からない?下の記事でWhatを使った疑問文の作り方をわかりやすく解説しています。あわせてどうぞ!

what

簡単4ステップ!【What】を使った疑問文の作り方 初級〜中級

まとめ 【英検3級】二次試験の流れと5つの対策

せっかく一次試験に合格したのに二次で落ちてしまうなんてもったいないですね。そうならないためにも今回ご紹介した5つの対策をして面接に挑んでください。

5つの対策
  1. 入室前の行動を知っておく
  2. 挨拶はスマートに
  3. 「問題カード」を黙読する20秒間を無駄にしない
  4. 音読するときは、発音・イントネーション、意味の区切り、読む速さに注意する
  5. 5つの質問の種類を知っておく

一番大切なのはきちんとした準備です。今回ご紹介した勉強法は私自身もやっていた方法です。練習をこなせばこなすほど自信が生まれ、合格に近づくことができるのです。

みなさんの練習の成果が結果となって現れるのを祈っています!頑張ってください。


下は英検3級に関する記事がオススメです。目的に合わせてどうぞご覧ください↓

eiken-exam

英検とは?英語初心者に3級をオススメするには理由があるんです!

eiken third

英検3級リスニング対策!コツは【事前予測】と【戦略的聞き方】

reading

【英検3級】長文読解のコツを掴む!効率よく解くための手順とは?

スポンサード リンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUT US

Cocoa
Cocoa
こんにちは!英会話スクールの主任講師として約10年ほど英会話を教えてきました。英会話スクール講師のほかTOEICセミナー講師、通信教育の添削指導者、英語翻訳などを経て、現在は大阪で主婦をしています。TOEIC910点取得。得意分野は英文法、発音、英検・TOEIC、アメリカンカルチャーなど。中学英語の見直しを基本に、みなさんに役に立つ記事を発信しています!