英語で会話をしようとしても沈黙が続く…。話が盛り上がらない…。といった悩みはありませんか?
英会話に慣れていない初心者ほど、相手がしゃべったことを理解しようとすることに一生懸命になりすぎて、会話のキャッチボールを忘れてしまうことがよくあります。
もっと弾むような会話がしたい!
沈黙が続くのを何とかしたい!
と思っている人はこれを読んで悩みを解決しましょう。
この記事では、相手が何か言ったことに対して返す言葉=「相づち」の表現を、いろいろな状況別に紹介しています。シンプルな例文付きなので無理なく覚えられると思います。ぜひこの相づち表現を取り入れて、明日からの英会話を弾ませてください!
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「軽いうなずき」の【相づち】
無言でうなずく事もできますが、「聞いてますアピール」をしたい時などに便利な「相づち」です。
Uh-huh.(アーハー)「うん」
カジュアルな言い方なので友達同士などで使いましょう。
例文:

Uh-huh. I don’t like rainy days.
(うん。雨の日って好きじゃないな。)
Yes. (イェス)「はい」
目上の人やビジネスの場など、マナーが必要なときに使います。
例文:

Please take a look at this material.
(こちらの資料をご覧ください)

Yes.
(はい)
Is that so? (イズザッ ソー)「あ、そうなの?」
語尾のイントネーションは下げて言います。「へえ〜」というニュアンスです。
例文:

I found a nice coffee shop near here.
(この近くにいい感じのカフェ見つけたよ)

Is that so? Let’s check it out this weekend.
(へえ〜。週末に行ってみようよ。)
I see. (アイスィー)「そうなんだ」
seeはここでは「分かる」という意味です。「分かる!」というような共感ではなく、軽く「そうなんだ」ぐらいのニュアンスで使います。
例文:

I need a new phone. This phone is 5 years old.
(新しいケータイがいるわ これ5年目なの)

I see. Mine is 10 years old.
(そうなんだ。私のは10年ものよ。)
「共感」の【相づち】
相手の言ったことに対して賛成したいときに使います。
Exactly. (エグザクトリー)「まさにそう/そのとおり」
相手の言ったことに強く共感したいときに言います。
例文:

We need more vacation!
(もっと休日が欲しい!)

Exactly!
(そのとおり!)
Absolutely. (アブソルートゥリー)「もちろんそう」
先ほどのExactlyよりももっと程度が強い言い方です。
例文:

I think our team is going to win this year.
(今年は私たちのチームが勝つと思う)

Absolutely!
(もちろんよ!)
You’re right. (ユア ライ)「確かに/だよね」
rightには「正しい」という意味があります。
例文:

This cake is too sweet.
(このケーキ甘すぎだわ)

You’re right.
(確かに)
I agree. (アイ アグリー)「賛成します/同感です」
リーのところにアクセントを置くことに気をつけましょう。
例文:

Buying a house in Tokyo is really expensive. I can’t afford it.
(東京で家を買うのって本当に高いわ。私は買えない。)

I agree.
(私も同感)
You can say that again.(ユーキャン セイ ザーラゲン)「全く同感」
これは「あなたはそれをもう一度言うことができる」と言う直接的な意味ではなく、「全く同感する」という意味のイディオムなので気を付けましょう。
例文:

This summer is a lot cooler than usual.
(今年の夏はいつもよりだいぶ涼しいわね)

You can say that again.
(全く同感)
「同情」の【相づち】
相手からよくない知らせを聞いた後に、それに対して同情するときに使います。
I’m sorry. (アイム ソーリー)「残念ね/お気の毒に」
I’m sorryはここでは「ごめんなさい」という意味ではなく、残念な気持ちを表しています。
例文:

My husband has been sick in bed because of the flu.
(夫がインフルエンザでずっと寝込んでるの)

I’m sorry. I hope he’ll get better soon.
(お気の毒。早く良くなるといいわね)
That’s too bad.(ザッツ トゥー バー)「それは残念ね」
例文:

I couldn’t get a ticket for the concert.
(コンサートのチケット取れなかったの)

That’s too bad. I know how much you love the group.
(それは残念ね。そのグループがどんなに好きか知ってるよ)
Tell me about it. (テルミー ァバウディ)「分かるわあ」
You can say that again.でもそうでしたが、これは文字どおり「そのことについて教えてよ」という意味ではなく、「分かる分かる!」というニュアンスのイディオムです。ネガティブな発言に対して使います。
例文:

The PTA gives me too much work every year.
(PTAの仕事が毎年多すぎるのよね)

Tell me about it.
(分かるわあ)
「驚き」の【相づち】

驚いた時のリアクションです。
Wow! (ワーオ)「すごーい!」
少しゆっくり言うと気持ちをより込めることができます。
例文:

My son entered Harvard University.
息子がハーバード大学に入学したの

Wow! He is so smart.
(すごーい!めちゃ賢いんだね)
You gotta be kidding me.(ユー ガダビー キディン ミー)「ウソでしょ!?」
信じられないことを聞いた時に言うイディオムです。kidは動詞になると「からかう」という意味があります。「からかっているに違いない=ウソでしょ!?」になります。
例文:

Guess what! I won one million yen in the lottery!
(聞いて!宝くじで100万円当てたの!)

You gotta be kidding me!
(ウソでしょ!?)
Oh my gosh! (オーマイ ガーシュ)「なんてこと!」
Oh my Godもよく使われますが、キリスト教徒の中には神の名前を軽々しく口にするのはよくないと考える人もいます。またそうでなくても、周りへの気遣いからGodに近い言葉で言いかえたgoshを使うことがあります。
例文:

Satsuki! There is a hole in your skirt!
(さつき!スカートに穴が空いてるわよ!)

Oh my gosh! I’m embarrassed.
(なんてこと!恥ずかしいわ!)
That’s impossible!(ザッツ インパッシボー)「ありえない!」
impossibleとは「不可能だ」という意味です。つまり「ありえない」ということです。
例文:

Look! Lynn has lost a lot of weight, hasn’t she?
(みて!リンがめちゃ痩せたんじゃない?)

That’s impossible! She looks so different now.
(ありえない!今じゃまるで別人ね)
「喜び」の【相づち】
よい知らせなどを聞いたときの相づちもあります。一緒に喜んであげると相手もうれしいですね。
That’s great!(ザッツ グレイ)「いいね!」
例文:

I’m going to take a trip to France next week. I’m so excited!
(来週フランス旅行に行くの。めちゃ楽しみ!)

That’s great! Make sure you take a lot of pictures.
(いいわね!写真いっぱい撮ってきてね)
That’s awesome! (ザッツ アーサム)「すごね!」
awesomeはアメリカ人が本当によく使う言葉です。greatよりも程度が大きいときに使います。
例文:

I passed the job interview yesterday.
(きのう仕事の面接に合格したの)

That’s awesome! I knew you could do it.
(すごい!Alliならできるって思ってた)
「うながし」の【相づち】
もっと知りたいときに相手に話を促すために使う便利な相づちもあります。
Then, what happened?(ゼン ワッ ハップン)「それでどうなったの?」
話に興味があり、相手に話を続けてもらうために使います。
例文:

I found a kitten in a box near my house.
(家の近くで箱入った子猫を見つけたの)

Oh. Then, what happened?
(まあ それでどうしたの?)
Is it?(イズィ?)「そうなの?」
これは相手の言った言葉に対して簡単に使える相づちですが、使うときは主語と動詞の時制を合わせる必要があります。
例えば、
I go skiing every year.
→Do you?
I’m going to leave Japan next month.
→Are you?
I met my old friend on the street yesterday.
→Did you?
It was fun.
→Was it?
などパターンはたくさんありますが、慣れればとても簡単で便利な言い方です。

This is my first time to eat natto.
(納豆を食べるのこれが初めて)

Is it? Did you like it?
(そうなの?気に入った?)
日本では、「うんうん」「へー!そーなんだ」「それで?」のように、会話中に相づちをよく入れますね。
ところが欧米では、人が話している時はじっと目を見て静かに聞くというのが礼儀とされています。それゆえ、日本人の感覚で無駄な相づちをしているとちょっと失礼になったり、相づちばかりで話を聞いていないんじゃないか?と誤解されることがあります。相づちは適度な量にしておきましょう!
英会話が弾む初心者にオススメ【相づち】まとめ
いかがでしたか?「相づち」といっても色々ありましたね。初めは会話を聞きながらとっさに相づちを打つのは難しいかもしれませんが、慣れるためには実際に使っていくことが大切です。特にまだ英会話が初心者のうちは、会話中は話すより聞いている側に立つことのほうが多いので、少しでも発話量を増やすために相づちをぜひ入れてみましょう!
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