違いを解説!図で見るanother, the other, the others, othersの使い方

the other



英語で違いが分かりにくいものの一つに、「別の」や「他の」という意味のanotherやotherがあります。この「別の」とか「他の」とかを言いたい時にその違いが分からず、結局どれを使えばいいの?と悩む人は結構多いのではないでしょうか。

区別すべきものは以下の4つです。

  • another
  • the other
  • the others
  • others

今回はこの4つの違いと使い方を押さえて、今までモヤモヤしていた疑問をスッキリ解消しましょう!一番早い方法は、図を使って視覚で覚えていく方法です。違いがわかるようになれば英語にも自信がつくはずです。

では一つずつ見ていきます。

anotherは「もう1つ/ 別の1つ」

anotherは「もう1つ/別の1つ」という意味の代名詞です。他にもまだあるうちの1つを表します。

anotherを使うのは例えばこんな時です。

This cookie is delicious. Can I have another?
このクッキー美味しいね。もう一個いい?

クッキーのお代わりは、まだある分のうちのもう1つということ。つまりanotherになります。

another



またanotherは、

another名詞の単数形

というような使い方もできます。

Please wait for another week.
もう一週間待ってください。

I don’t really like this design. Will you show me another one?
このデザインはあまり好きではありません。別のをもう1つ見せてくれませんか。

The restaurant is closed today. Let’s come back another time.
そのレストランは今日閉まっています。また別の日に来ましょう。


これらのanotherは名詞を直接修飾する形容詞です。

the otherは「2つあるうちのもう片方」

the otherは「2つあるうちのもう片方」という意味の代名詞です。

the otherを使うのは対象が2つだけの時です。そのうちの1つがoneで、もう片方がthe otherになります。

otherにtheがついて、the otherとなっていることに注目してください。theは特定する名詞にくっつく冠詞です。この場合、「2つのうちのもう片方」ということなので、それ以外には何もなく、話者はお互いどれを指しているのかを特定できる時です。

I have two cats. One is black and the other is white.
犬を2匹飼っています。1匹は黒色でもう1匹は白色です。

この場合、最初に猫は2匹いると言っているので、もう1匹の方はthe otherになります。


またthe otherは形容詞として、

the other名詞の単数形

というような使い方もできます。

My cat has beautiful eyes. One eye is blue, and the other eye is yellow.
私の猫は美しい目をしています。1つ目は青色でもう片方の目が黄色です。

the other

目は2つしかありません。2つあるうちのもう片方はthe otherですね。

Those girls are twins. The girl on the left is Lisa, and the other girl is Ruth.
あの少女たちは双子です。左側の女の子がリサで、もう片方の女の子がルースです。

twins


the othersは「残りすべて」

the othersは「残りすべて」という意味の代名詞です。特定された名詞にくっつく冠詞のtheが付いて、othersと複数形になっているということは、「それ以外ほかには残っていない=残りすべて」ということになります。

There are 60 books in the bookshelf. Some are mine, and the others are my sister’s.
本棚には60冊の本があります。何冊かは私の本で、残りは姉の本です。

the othersは形容詞のように、

the other+名詞の複数形

という使い方もできます。

Some people are Japanese, and the other people are foreigners.
何人かは日本人ですが、残りの人は全員外国人です。


othersは「他のいくつか」

othersは「他のいくつか」という意味の代名詞です。特定しているわけではなく、othersという複数形になっていることから、「他にもいろいろある中のうちのいくつか」を表すことができます。

例えば赤、青、黄、オレンジなど様々な色のボールが複数あるとします。いくつかは青色で、他のいくつかがオレンジ色だった場合にはothersを使います。

Some are blue, and others are orange.
いくつかは青色で、他のいくつかはオレンジ色です。

balls



English is spoken by many people in the world. Some are Americans, and others are British.
英語は世界で多くの人に話されています。アメリカ人もそうですし、イギリス人もそうです。

英語はアメリカやイギリス以外でも話されていることからothersになります。


othersはそのままでは形容詞にできません。

そんな時は、

other名詞の複数形

の形をとります。

Some people like beer, and other people like wine.
ビールが好きな人もいれば、ワインが好きな人もいます。

I have some other things to do.
私には他にもやることがある。


練習問題

4つの違いが分かったところで少し練習をしてみましょう。

カッコに入る語はanother, the other, the others, othersのうちどれか分かりますか?

Can I have (  ) cup of coffee?
コーヒーをもう一杯ください。

another

「もう1つ」という意味の代名詞はanotherです。



Here is one shoe. Where is (  ) one?
靴の1つはここにあります。もう片方はどこですか?

the other

「2つのうちのもう片方」なのでthe otherになります。



I don’t like this watch. Could you snow me (  ) choices?
この時計は好きではありません。他のもいくつか見せてください。

other

「他のいくつか」というのは、other+名詞の複数形かothersになります。この場合choices(=選択肢)という名詞の複数形が続いているのでotherです。



Give me one, and you can take (  ).
1つ私にくれれば、その他は全部あなたにあげます。

the others

「残り全部」なのでthe othersになります。



Mr. and Mrs. Smith are having (  ) baby next month.
来月スミス夫妻にもう1人赤ちゃんが生まれます。

another

「もう一人」という意味の代名詞はanotherです。



I have three daughters. One is already married, and (  ) are still single.
私には3人の娘がいます。1人はもう結婚していますが、残りはまだ独身です。

the others

「3人のうち残りの2人全員」という意味なので、the othersとなります。



There are many books in the library. Some are novels, while (  ) are non-fiction.
図書館にはたくさんの本があります。小説もあればノンフィクションもあります。

others

図書館にはいろんなジャンルの本があります。ノンフィクションはその中のいくつかということなのでothersになります。


anotherとotherの違いと4つの使い方 まとめ

以上のことをまとめるとこのようになります。

another
(another+名詞の単数形)
もう1つ/ 別の1つ
the other
(the other+名詞の単数形)
2つあるうちの片方
the others
(the other+名詞の複数形)
残りすべて
others
(other+名詞の複数形)
他のいくつか

モヤモヤは解消できましたか?どれも似ているので間違えやすいですが、意味はすべて違います。練習問題で間違えてしまったところは納得するまで解説を読み返してみましょう!


a/an/theの正しい使い方を見直そう!冠詞の基本について以下の記事で紹介しています↓

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【冠詞】a, an, theのキホンを解説!練習問題あり

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こんにちは!英会話スクールの主任講師として約10年ほど英会話を教えてきました。英会話スクール講師のほかTOEICセミナー講師、通信教育の添削指導者、英語翻訳などを経て、現在は大阪で主婦をしています。TOEIC910点取得。得意分野は英文法、発音、英検・TOEIC、アメリカンカルチャーなど。中学英語の見直しを基本に、みなさんに役に立つ記事を発信しています!