教えたい!秋の味覚「栗ご飯」のレシピを英語で外国人に紹介しよう

栗



今回は秋の味覚「栗」についてです。栗はそのまま茹でたり焼いたりしてももちろん美味しいですが、とれたての新米と一緒に「栗ご飯」にしていただいても絶品ですね。

でもそもそも外国人って栗食べるの?

栗ご飯作りたいんだけど英語でどう説明したらいいのかわからない…。

と思っている方はいませんか?

今日はそんな「栗」についての疑問を解決し、「栗ご飯」のレシピを英語で説明してみましょう!

きっと外国人の方にも日本の秋の味覚を気に入ってもらえると思いますよ^_^

ではさっそく見ていきましょう!

アメリカ人に「栗ご飯」はウケるのか?

chestnut

結論から言うと、好き嫌いは人ぞれぞれということです。「栗ご飯」はアメリカ人にとっては未知の食べ物です。アメリカ人である私の主人は「interesting=面白い」と言っていましたが、アメリカ人がinterestingと言う時は大体「あまりおいしくない」を遠回しに言う時です。感覚としては、ご飯とデザートを一緒に食べている感じだったのでしょうか。

ではアメリカでは栗をどうやって食べるのでしょう。アメリカ人にとって栗は冬の食べ物。オーブンはもちろん、薪ストーブや焚き火で焼いて食べるのが一般的だそうです。

食用としての栗は日本グリ(和栗)、西洋グリ、中国グリ、アメリカグリの4種類あり、その1つであるアメリカグリは主に東海岸の山で育ちます。その大きさは最大級を誇り、「大きなくりの木の下で〜」の歌にもあるように、高さ最大30メートル、幹の直径は3メートルに達するそうです。ところが最近は病害虫が原因で、絶滅の危機に瀕しているとか。

さて、「栗」は英語でマロンでもモンブランでもありません。正しくは「chestnut (発音は/tʃésnʌ̀t/)」と言います。複数形はchestnutsになります。


今回はあえての「栗ご飯=chestnut rice」!日本の秋の味覚でもある「栗ご飯」を、意地でも外国人の皆さんに認めてもらいましょう。


「栗ご飯」のレシピに必要な材料を英語で表してみよう

chestnut rice

シンプルな栗ご飯の材料です。まずは日本語で確認しておきましょう。


「栗ご飯」4人分

材料分量
もち米400ml
大きめのもの400g(正味約250g)
大さじ1
小さじ1/2


これを英語で表してみましょう。


「Chestnut Rice」4 servings

ingredientsamount
glutinous rice400ml
chestnuts400g of biggish ones(The net weight is about 250g)
sakea tablespoon
salthalf a teaspoon

一つ一つみていきましょう。

「もち米」はglutinous rice(グルーティナス ライス)と言います。「糊」のglueや「グルテン」のglutenにもあるように、gluがつくと「粘り気」に関する単語であることが分かります。nousは「〜っぽい」「〜性の」という意味の接尾辞ですのでglutinous riceは「粘り気のある米」ということですね。

栗は先ほど説明したようにchestnutsです。「大きめ」ということなのでbig chestnutsでももちろん大丈夫ですが、「〜め」と言いたい時はishという接尾辞が便利です。「大きめの栗」と言いたい時は、biggish chestnutslargish chestnutsとなります。「正味」はnet weight。ここでのnetは「純量の」という意味です。ちなみに「総量」はgross weightと言います。

「酒」は英語でsakeと言いますが、発音は「サキ」になるので注意しましょう。

ちょこっと余談
日本語がそのまま英語になった単語で、日本語で「子音+e」になるところは英語ではイ行で発音されることが多いです。
例えば、「カラオケ(karaoke)」は「キャリオキ」、「しいたけ(shiitake)」は「シイタキ」、「空手(karate)」は「カラティ」、「ポケモン(Pokemon)」は「ポキモン」、「神風(kamikaze)」は「カミカズィ」、「枝豆(edamame)」は「エダマミ」のように、たくさんあります。


「大さじ」は英語でtablespoonと言います。「大さじ1杯の〜」はa tablespoon of 〜と表し、「大さじ2杯の〜」はtwo tablespoons of 〜です。

saltはもちろん「塩」です。「小さじ」は英語でteaspoonと言います。これも同じように「小さじ1杯の〜」はa teaspoon of 〜と表し、「小さじ2杯の〜」はtwo teaspoons of 〜となります。「小さじ半分の〜」はhalf a teaspoon of 〜です。aの位置に注意しましょう。

translate


「栗ご飯」のレシピを英語で説明しよう

いよいよ作り方です。英語と日本語で確認しましょう。

  1. Let the chestnuts soak in water for more than 30 minutes. 
    栗は、水に30分間以上つける。
    This makes it easier to remove the skin later.
    そうすると皮が柔らかくなり、むきやすくなる。
    If possible, let them soak in water overnight to make it even easier to peel.
    できれば、一晩つけるとさらにむきやすくなる。

    「〜を水に浸す」はlet 〜 soak in watersoak 〜 in waterで表すことができます。「むく」にはpeelや「取り除く」という意味のremoveを使います。makeはここでは「させる」という意味です。高校英語になりますが、「S(主語) makes it+C+O」で「SはOをCにする」という構文です。簡単にいうと、「これ(水に浸しておくこと)はto以下のこと(後で皮をむくこと)を簡単にしてくれる」という意味です。


  2. Wash the rice and transfer the rice into a strainer.
    もち米は洗ってざるに上げる。
    Drain for about 15 minutes.
    約15分間おいて水けをきる。

    strainerは「こし器」や「ザル」のことです。drainは「水気をきる」という意味の動詞です。


  3. Using a knife, remove the outer hard skin from the pointed side to the bottom side like pulling apart.
    栗をとがったほうから底に向けて、包丁で引きはがすようにしながら鬼皮をむく。
    Then remove the inner soft skin gently as well.
    それから渋皮も丁寧にむく。
    Soak the chestnuts in water to remove the bitter taste for about 20 to 30 minutes.
    栗を水に20~30分間ほどつけてアクを抜く。
    Dry them well and cut them in half.
    水けをよく拭いて半分に切る。

    「鬼皮」はouter hard skin、「渋皮」はinner soft skinです。「〜から…へ」はfrom 〜 to …で言えます。as wellは文末に置いて「同様に」という意味になります。「灰汁」は英語でthe bitter tasteと言います。つまり「苦味」ということですね。「〜を半分に切る」はcut 〜 in halfという表現を使います。


  4. Add water to a tablespoon of sake until it becomes a cup and a half.
    酒大さじ1に水を加えてカップ1+1/2にする。
    Add half a teaspoon of salt to the mixture and dissolve it well.
    混ぜた液に塩小さじ1/2を加えてよく溶かす。

    「〜を…に加える」にはadd 〜 to …が使えます。until 〜は「〜まで(ずっと)」という意味です。「溶かす」はdissolveです。


  5. Put the washed rice in the rice cooker and place the chestnuts over the rice.
    炊飯器の内釜にもち米を入れてその上に栗をのせる。
    Pour the water mixture into it and start to cook.
    4を注いで炊き始める。
    After being cooked, fluff up the rice with a rice paddle like cutting lightly not to crush the chestnuts.
    炊き上がったら、栗をくずさないように、しゃもじでサックリと切るように混ぜる。

    「置く」はplaceと言います。pour 〜 into …は「〜を…の中に注ぐ」という意味です。「しゃもじ」はrice paddleです。paddleには「へら」という意味があります。「サックリと切る」はcut lightlyと言えますね。not to doはとてもよく使う表現で、「〜しないように」という意味です。例えば、I tried not to wake up the baby.(赤ちゃんを起こさないようにした)というように使います。

手順は以上です。おつかれさまでした!

chestnut cake


レシピではいくつかの決まった言い方があるので、覚えておくと別の料理にも応用が効くと思います。

例えば今日の「栗ご飯」のレシピでは、

put

add

cook until

place

remove

drain

などが出てきましたね。このような語句はレシピで頻繁に出てきます。今はインターネット上で様々なレシピが英語で簡単に見ることができる時代です。そういったツールを利用して料理に必要な表現を増やしていけば、自然と語彙が増えていくことでしょう。

私がよく見るサイトの中では、「Gimme Some Oven」(https://www.gimmesomeoven.com)がオススメです。写真も美味しそうで、説明もシンプルでわかりやすいので、英語のボキャブラリーがどんどん増えること間違いなしです!


英語で「栗ご飯」のレシピ まとめ

いかがだったでしょうか。秋の味覚「栗ご飯」を作ってみたくなりましたか?

もし美味しい日本料理を食べたいと思っている外国人の方がいたら、ぜひ一緒に作ってみてはいかがでしょうか。またその外国人の方の母国ではどういった栗料理があるのかも教えてもらいましょう。栗を通してお互いの食文化を知り、異文化コミュニケーションを深めることができれば、英会話がもっともっと楽しくなるはずです!

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こんにちは!英会話スクールの主任講師として約10年ほど英会話を教えてきました。英会話スクール講師のほかTOEICセミナー講師、通信教育の添削指導者、英語翻訳などを経て、現在は大阪で主婦をしています。TOEIC910点取得。得意分野は英文法、発音、英検・TOEIC、アメリカンカルチャーなど。中学英語の見直しを基本に、みなさんに役に立つ記事を発信しています!